毛並みをよくするキャットフード

1.猫の毛について

猫は、タンパク質を多く必要とする動物ですが、多くの栄養は毛の成長に使われています。
猫の毛は、ケラチンと呼ばれるタンパク質によって構成されています。
人間と異なり、猫は毛が生える毛包という部分から最大6本の主毛(しゅもう)が生え、さらにその周りをとりかこむように副毛とよばれる毛が生えることで、高い密度を保っています。
猫の毛は、およそ60日~90日の成長期に新しい毛がのびて、40日~60日程度の中間・休止期を経て脱毛期を迎えます。
脱毛期では、次の毛の成長期となるため、すべてが一度に抜けてしまうということはありません。

2.猫の毛の生え変わりについて

猫の毛の生え変わり(換毛期)は、3月と11月頃の年2回です。
この時期になると、ごっそり毛が抜け落ちて、新しい毛に生え変わります。
換毛期は、日照時間が影響しているといわれ、日にあたる時間が長くなると、換毛期が始まるといわれています。
毛玉を大量に飲み込みやすくなるため、この時期のブラッシングは特に入念にしてあげる必要があります。

3.猫の毛並みが悪くなる理由とは

猫の毛がバサバサで艶がなくなる原因には様々ありますが、大きく分けると栄養不足、自分でグルーミングができない、皮膚の炎症、内臓疾患、老化などが考えられます。
病気が原因の場合は、病院にすぐ連れていき、グルーミングができないことが理由のときは、飼い主によるブラッシングなどのケアが必要です。

4.毛並みを良くするためには

丁寧なブラッシングやシャンプーも効果的ですが、根本的に毛を美しくするためには、栄養バランスの整った食事を与えることが大切です。
まず、猫の毛を作る主成分となる、タンパク質は欠かせません。
そのほかに、猫の毛を育てるためには、血行を良くすることも必要です。
そのためには、オメガ3(DHA・EPA)などの脂肪酸を多く含んだキャットフードを与えると良いでしょう。
毛づやを出す効果も期待できます。
他にも、毛の質や毛並みを整える作用がある、ビタミンAやビオチンの含まれているキャットフードもおすすめです。
アレルギーや皮膚炎を起こしてしまっては、美しい毛並みを保つことができないため、グレインフリー(穀類不使用)のキャットフードや、添加物不使用のプレミアムフードを与えても良いでしょう。
老猫になった時の毛並みは長年食べてきた食事が影響するので、健康や毛並みの良さを持続させるために、早い段階で食事に気をつけてあげるようにしましょう。

おすすめコラム一覧Related column