避妊・去勢手術をした猫へのキャットフードの与え方

1.体に変化が起こりやすい避妊・去勢手術

猫の去勢や避妊手術は、生後6か月~8カ月頃がベストだといわれています。
去勢や避妊をすることで、妊娠や発情期の鳴き声やストレスの予防、乳がんや子宮、卵巣、精巣、前立腺に関する病気を予防します。
雄猫特有のスプレー尿がなくなるため、飼い主の負担もなくなります。

2.避妊・去勢猫用キャットフード

2-1.肥満になりやすくなる

避妊や去勢の手術をした猫は、エネルギーの消費が減少し、ホルモンバランスにも変化がおこるため肥満になりやすい傾向があります。
ですが、急にフードの量を減らしてしまうと、猫に空腹によるストレスをかけてしまいます。
肉や魚がメインの質が高いフードを選び、しっかりとタンパク質を与えることで、猫は少量でも満足感を得ることができるため、食べ過ぎの予防につながります。
キャットフードの適正量を知り、体調の変化にいち早く気づくために、パッケージに記載された体重に適したカロリーを与え、毎日体重を記録しましょう。
もし太ってきたらカロリーを抑え、痩せてしまったら多めに与えるなど、その都度調整をしましょう。
仔猫用のキャットフードを与えている時期に手術をした場合、必要なカロリーが減少するため、仔猫用のキャットフードではカロリーを摂りすぎて肥満を招いてしまうことがあるため、量を控えるか、フードを切り替えるなどで摂取カロリーに気をつけましょう。

2-2.下部尿路疾患にかかりやすくなる

手術後の猫は、下部尿路疾患になりやすく、結石症などに注意しましょう。
マグネシウムやリンを抑え、pH値を調整するキャットフードが効果的で、さらにカロリーが抑えられたフードも販売されています。

3.手術後のキャットフードの与え方

手術をした直後は、全身麻酔の影響により絶食になります。
その後、普段通りに食事をとってくれると良いのですが、猫によってはなかなか食欲が戻らないことがあります。
全く食べなかったり、調子が戻らなかったりするのであれば、別の原因が考えられるので一度病院へ連れていきましょう。

手術後しばらくは安静にさせ、手術後1カ月をめどに、カロリーを抑えた避妊去勢済猫用のキャットフードや体重管理用のキャットフードに切り替えると良いでしょう。
まずは、これまでのフードに新しいフードを少し混ぜて与え、毎日徐々に割合を増やします。
焦らずじっくり切り替えるようにしましょう。
全年齢用のキャットフードの場合も、与える量のみでカロリーが調整できるため便利です。

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