猫種別専門のキャットフードについて(メインクーン用)

1.メインクーンの特徴

メインクーンはふさふさとした厚みのある長毛と、がっしりと大きめな体が特徴的な猫です。
別名、穏やかな巨人(ジェントル・ジャイアント)とも呼ばれており、その名の通り、体は大きいけれど温和で賢く協調性があり、環境適応能力も優れています。
メインクーンの原産は、北アメリカのメイン州が原産で、水や寒さに強くて丈夫です。
個体差はありますが、3~5歳まで成長期が続き、成猫になるとオスは6~8キロ、メスは4~6キロ、体長も1m前後と、猫の中でも最大クラスの大きさに成長します。
体が大きい分食事量も多いのですが、穏やかで活動的ではないため、運動不足や加齢による筋肉の衰えで、肥満になりやすいともいわれています。

2.メインクーン用キャットフードの特徴

通常の猫は1歳で成猫になりますが、メインクーンは成長期が5歳頃まで続きます。
そのため、健康に成長するためには、仔猫の頃からしっかりと必要な栄養を補い、適度な運動をする必要があります。
大きな体を維持するために、品質の高いタンパク質や、適度な脂質が欠かせません。
他にも、丈夫な骨格を作るカルシウムやビタミン、ミネラル、アミノ酸などをバランスよく補う必要があります。
肥満を予防するために、消化効率の良いグレインフリーのキャットフードや、少量でも満腹感を得やすいように脂質を20%程含んだキャットフードがおすすめです。

3.メインクーンの病気と食事の関係

メインクーンがかかりやすい病気のひとつに、肥大型心筋症という心臓病があります。
一説によると遺伝子の変異が影響しているともいわれていますが、心筋が肥大することで血液を全身に送りこむ力が弱くなり、血栓や胸に水がたまる卿水など、様々な症状を引き起こします。
アミノ酸の一つであるタウリンや、DHAやEPAなどの不飽和脂肪酸は、血液をサラサラにする作用があるので、メインクーンのフードにおすすめです。
なるべく心臓に負担をかけないような食事を与えるようにしましょう。
また、長毛種であるメインクーンは毛球症にもかかりやすいため、毛球の排泄がしやすくなるように、猫草や食物繊維を含むフードなどでケアしてあげると良いでしょう。

4.フードの与え方

成長期には骨や筋肉といった体の基礎を作るため、成猫の約2倍のフード(体重1kg換算)を与える必要があります。
食事量は多くなりますが消化器官は未発達なので、1日の食事量を複数回に分けて与えることで、吐き戻しなどを防ぐことができます。
成猫に近づくにつれ、少しずつフードの量を減らすようにしましょう。
体重に合わせたフードの量を、パッケージ記載の目安量に従って与えて良いのですが、多くの猫は必要な食事量を自分で調整することができます。
痩せてきたり、肥満気味になったりする場合は、摂取カロリーが体に合っていないため様子をみながら調整してあげましょう。

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