猫種別専門のキャットフードについて(ペルシャ・チンチラ・ヒマラヤン用)

1.ぺルシャ・チンチラ・ヒマラヤンの特徴

ペルシャ猫・チンチラ・ヒマラヤンと様々な呼び名がありますが、品種は同じです。
がっしりとした体つきで、ペルシャ猫は、潰れたような顔に大きな目、厚みがあり艶のある美しい長毛が特徴的です。
チンチラは、ペルシャ猫の一種で、毛先の20%以下が黒色の被毛の猫をチンチラと呼びます。
チンチラにはさらに2種類あり、白色ベースの被毛であればチンチラシルバー、茶色ベースの被毛であればチンチラゴールドと分けられています。
ペルシャ猫やチンチラの性格は、温和でマイペースな個体が多く、鳴き声も小さいため集合住宅でも飼いやすいでしょう。
ヒマラヤンは、ペルシャ猫とシャム猫の交配によって生まれました。
長い被毛にサファイアブルーの目が特徴の猫です。
ヒマラヤンは、シャム猫の血が混ざっているためか、元々の温和な性格に加えてペルシャ猫よりも人懐っこい性格をしています。

2.キャットフードの特徴

長毛種のペルシャ猫やヒマラヤンは、被毛が長く厚みがあります。
DHAやEPAなどのオメガ3系脂肪酸、ビタミンB群、アミノ酸などの成分をとることは皮膚の血行を良くし、毛並みを美しくすることにつながります。
グルーミングにより毛玉を大量に飲み込みやすいため、腸内環境を整える食物繊維やオリゴ糖などを含んだフードも取り入れましょう。
ペルシャ猫・チンチラ・ヒマラヤンなどの猫は、舌の裏側を使ってフードを食べるため、専用のキャットフードは、食べ易く考えられた形状をしています。
がっしりと筋肉質な体つきですが、あまり運動をする猫ではないため、良質なタンパク質と脂質が摂れる、少量で満足感を得やすいキャットフードを与えて肥満の予防をしましょう。

3.長毛種の猫がかかりやすい病気とフードの関係

ペルシャ猫などは、腎臓にのう胞という袋ができ、徐々に肥大する「多発性のう胞腎」という病気にかかりやすいといわれています。
発症すると、嘔吐や食欲不振、多飲多尿、体重減少などの症状がみられ、悪化すると腎不全につながることもあります。
遺伝により発症することが多いですが、普段からなるべく腎臓に負担を与えない食事を心がけましょう。
腎臓への負担を減らす食事は、リンやマグネシウムの摂取量を控え、タンパク質の過剰摂取を防ぐこと。
またオメガ3系脂肪酸のEPAには、被毛ケア以外にも、腎臓への負担を軽減するという作用も期待できます。
他にも長い毛並みのペルシャ猫は、毛球を飲みこみやすく、毛球症になる確率が高いです。
毎日のブラッシングも必要ですが、猫草や食物繊維などを与え、食事でもケアをしてあげるようにしましょう。

4.キャットフードの与え方

長毛種の猫は、皮膚や被毛を美しく健康に保つために、子猫の頃からフードにこだわってあげましょう。
肉や魚が原料の高タンパク質で、消化器官が未熟な子猫でも安心して食べられる、添加物のなるべく入っていない消化効率のよいフードを選びましょう。
ペルシャ猫の寿命は15~20年と比較的長寿の猫ですが、成長期の栄養不足により、成猫になって拡大性心筋症や白内障を発症する可能性があります。
動物性タンパク質に含まれるタウリンや十分な栄養を成長期に与えることが、健康で長生きをさせてあげることにつながります。

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