猫種別専門のキャットフードについて(シャム猫用)

1.シャム猫の特徴

短毛種のシャム猫は、皮膚にピッタリと密着して生える「クロースライイング」という毛並みが特徴的です。
さらに筋肉質で手足が長く、スリムなシルエットをしており、サファイアブルーの瞳が印象深いです。
現在のタイ王国であるシャム王朝が原産のため、比較的暑さに強く、寒さには弱いでしょう。
シャム王朝では、王族や貴族、寺院に住む僧侶など、位の高い家系でのみ飼うことが許されていました。
好奇心旺盛で賢く、懐くと非常に甘えん坊で、それでいて飼い主に忠実な性格をしています。
活動的で、高い場所に登ることが好きなので、屋内で飼う場合はキャットタワーなどを用意するとストレス解消にもおすすめです。
シャム猫の大きさは、オスの場合3~4キロ、メスの場合2.2~3.6キロほどで、一般的な猫よりも若干軽めであるようです。

2.シャム猫用キャットフードの特徴

シャム猫用のキャットフードは、少量でも栄養をしっかりと補える、消化の良いフードが良いでしょう。
また、脂肪がつきにくく寒さに弱いため、体温を温存するための適度な筋肉を維持することが必要になります。
そのため、高タンパク質で、脂質を抑えたキャットフードを与えるようにします。
活発で運動量が多いため、グルコサミンやコンドロイチンなどの関節ケアのための成分が入ったキャットフードもあります。
シャム猫は、被毛に独特の光沢や艶があるため、毛並みを維持するために良質な脂質を適度にとることも大切です。
アミノ酸やDHAなどの被毛のケアを考えた栄養を配合したフードもあります。
また、昔から小さな動物や虫を食べて生きてきた名残ともいわれていますが、口が小さく顎がシャープなので、小粒のフードが多いことも特徴的です。

3.シャム猫がかかりやすい病気とフードの関係

シャム猫の平均寿命は10年~13年ほどと言われ、一般的な猫よりも若干短いとされています。
また、目や耳に遺伝性の疾患を抱えやすく、さらには腎機能が低下しやすいため尿毒症などにかかりやすいので、健康状態には常に気を配ってあげましょう。
腎臓は、タンパク質の分解により負担がかかりますが、タンパク質が不足すると、筋肉を維持できずに免疫力の低下など、様々な疾患を引き起こす原因にもなります。
適度なタンパク質と、フードと併せて水分を多く与えるなど、食事で栄養バランスを整えることが健康を保つ秘訣です。

4.フードの与え方

シャム猫は、口も胃も比較的小さめですが、早食いして、フードを丸飲みしてしまう傾向もあります。
その結果、消化不良を起こして吐き戻してしまうこともあるため、一度に与える量は少なくし、複数回に分けて与えると良いでしょう。
また、腎臓の負担を減らすために、常に新鮮な水を用意してあげてくださいね。

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