猫の偏食を防ぐためのキャットフードの与え方

1.猫と変色の関係

猫は本来肉食なので、そもそも猫の食生活は人間目線で見れば偏っていて、人間のように肉や魚、野菜や炭水化物といった様々な食材を食べる必要はありません。
ただ、好き嫌いや気分によって、キャットフードを毎食食べなかったり、おやつばかり食べたがったりするといった偏食が見られることがあります。

2.偏食が続くことのデメリットには何がある?

例えば、1種類のドライキャットフードしか食べない猫の場合、病気やけが、加齢などでドライタイプのフードが食べられなくなった時、療養食やウェットキャットフードを受け付けずに、食事をとることができなくなる可能性があります。
他にも、決まった時間にご飯を食べずに一日の食事量にばらつきが出ることによって、1日に必要な栄養量が計算された総合栄養食が役割を果たせずに、栄養不足や栄養過多に繋がる場合もあります。
近年、栄養バランスのとれた食生活を与えることができるようになって寿命を延ばしてきた猫にとって、健康状態やライフステージに応じたタイプのキャットフードを食べることができるかどうかが、健康に長生きするためには欠かせません。

3.偏食を防ぐためのキャットフードの与え方

3-1.子猫の時に色々なフードを与えてみましょう

猫によっては、新しい食べ物や慣れない食べ物を怖がるという、ネオフォビア(新奇恐怖症)という習性をもっています。
好奇心の強い生後6か月頃までの子猫のうちになるべく色々な食べ物に挑戦させることが後々の食生活に役立ちます。
これはアレルギーを予防するためにも大切な事です。

3-2.おやつや副食を与えましょう

成猫になってから新しいフードに挑戦していくことは根気が必要です。
ネオフォビアは、ストレスやトラウマなどが原因になっていることもありますが、市販されているおやつには、形状や食欲を増進させる工夫がされているので、様々なタイプを試してみましょう。
また、猫とのスキンシップの過程において、茹でたササミや小魚などのおやつを与えてみることもおすすめです。

3-3.与え方に工夫しましょう

総合栄養食を変えたい場合には、例えば別のメーカーの似たような匂いのフードを与えたり、既存のフードに少しずつ別のキャットフードを混ぜてみたりするなど、根気強く試行錯誤を続けることが大切です。
また、食事量を守らせるために、1日の食事回数と時間を決めましょう。
置き餌にしていると、酸化や乾燥で猫が食べなくなることがあります。
決まった時間に、決まった量を与え、長時間放置することをやめることで、規則正しい食事ができるようになる可能性があります。

3-4.与えすぎにも注意

色々食べさせようとしたことでおやつやばかり食べたがり、主食である総合栄養食を食べなくなるということも考えられるため、与える量にも注意しましょう。
欲しがっているからといってあげ過ぎてしまうと、肥満や栄養の偏りの原因になるため、飼い主が猫の健康や長生きできるための食生活を管理してあげるという心構えが必要です。

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