妊娠中や授乳期の猫のためのキャットフード

1.妊娠中や授乳中のキャットフード

猫の妊娠期間は、平均65日間ほどといわれています。
妊娠中や授乳期の猫は、お腹の赤ちゃんや仔猫の成長のために通常よりも多くの栄養が必要になります。
妊娠初期になると食欲が旺盛になり、赤ちゃんの発育のためにより多くのエネルギーや脂肪を蓄えようとします。
この時期は、高カロリーで高タンパク、消化も良く栄養バランスの整った食事が必要です。
タンパク質35%以上、脂肪18%以上の食事を与えましょう。
お腹が大きくなるにつれて胃が圧迫され、一度に多く食べることができなくなります。
高タンパク・高カロリーのキャットフードを複数回に分けて、カロリーが不足することのないように計算した食事量を与えましょう。
出産が終わって授乳期になると、子猫に母乳を与えるために通常の2~3倍のカロリーが必要になります。
引き続き、高タンパク・高カロリーのフードを与えるようにしましょう。

2.市販の妊娠・授乳期用のフードを活用しよう

キャットフードのメーカー各社から発売されている妊娠・授乳期用のキャットフードには、仔猫用とも記載されている商品が多くあります。
成長期の仔猫と同じように高タンパクで高カロリーな栄養が必要になるということです。
また、質の高いタンパク質やビタミンなどをバランスよく配合されており、胃腸などの消化器系への負担や、肥満を予防します。
出産後、母猫で余ったフードを取っておけば仔猫の離乳後に与えることもできるので、無駄にはなりません。
元気で健康な赤ちゃんを産んでもらうために、なるべく無添加のナチュラルフードや、原材料や栄養バランスに配慮された、質の良いキャットフードを与えてあげましょう。

3.専用のフードを食べない場合

妊娠中は環境の変化や匂いに敏感になることもあるため、妊娠・授乳期用のキャットフードに変えても食べてくれないこともあります。
急に食事を変えるのではなく、これまでのフードに混ぜるなど、少しずつ慣らすようにしてみましょう。
どうしても食べてくれない場合や、元気がなく下痢などの兆候が見られた場合は、すぐにこれまでの食事に戻しましょう。
ひどい下痢は流産につながる可能性もあるので、体調の変化には注意が必要です。
普段と違う様子が見られたら獣医師へ相談しましょう。
総合栄養食のキャットフードの場合、給餌目安量の1.5倍の量を与えることで必要な栄養はカバーできるので、安心してください。
出産後の授乳期になると、母乳を与えるためにさらに多くのカロリーが必要になります。
授乳期には通常の2~3倍の量を複数回に分けて、こまめに必要なカロリー分を与えるようにしましょう。

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