体重に合わせた適正量のキャットフードをあげよう

1.キャットフードを与える量

猫は1日にどれくらいのキャットフードを食べるのでしょうか。
食べる回数や量は、猫の習慣によってそれぞれ違いますが、猫が必要なカロリーは年齢や体重によって決められています。
キャットフードのパッケージにおおまかな目安が記載されています。
グラム当たりのカロリーは、キャットフードによって異なるため、飼っている猫の年齢と体重と照らし合わせたパッケージ記載の目安量を与えている飼い主さんも多いでしょう。
ですが、パッケージの記載はあくまで健康で平均的な体形の猫の場合の目安で、年齢と体重以外にも、運動量や体形、避妊や去勢手術をしている場合などで必要なカロリーが変わります。

2.体重とライフステージによって必要なカロリーが決まる

まずは、RERを確認しましょう。
RERとは、猫が生命維持や最低限の代謝機能を保つために必要なカロリーです。
RER=70×(体重kg)0.75乗 という公式に当てはめて計算します。
体重別の計算結果は、以下を参考にしましょう。

体重別RER
1.0kg 70kcal
1.5kg 95kcal
2.0kg 118kcal
2.5kg 139kcal
3.0kg 160kcal
3.5kg 179kcal
4.0kg 198kcal
4.5kg 216kcal
5.0kg 234kcal
5.5kg 251kcal
6.0kg 268kcal

次に、RERに猫の年齢や避妊・去勢手術の有無、肥満や痩せすぎといった健康状態によって決められた係数を掛け合わせ、DER(1日あたりのエネルギー供給量)を導きます。
ライフステージによって必要なカロリーは大きく変動します。
特に成長期の猫は、大人になるために内臓や骨格をしっかり形成するために多くのカロリーや栄養素が必要になります。

エネルギー係数
4カ月未満 3.0
4カ月~6ヵ月 2.5
妊娠中の猫 2.0
避妊・去勢手術をしていない成猫 1.4
運動量の多い成猫 1.6
避妊・去勢手術をした成猫 1.2
減量中の成猫 0.8
老猫 1.1

例えば、体重4kgの運動量の多い成猫のカロリーを計算してみましょう。
198kcal×1.6で316.8kcal
つまり1日に必要なカロリー316.8kcalを1日の食事回数で分けた量が1回の食事量です。

3.カロリー管理はしっかりと

猫の体重や健康状態は、飼い主さんがしっかりと把握することが大切です。
多頭飼いや偏食の猫の場合、管理が難しいことがありますが、パッケージ記載のざっくりとした目安量を与えていると、肥満や痩せすぎ、栄養の偏りによる病気を招くこともあります。
例えば、肥満気味の猫にパッケージの体重に合わせてキャットフードを与えた場合、カロリーの与えすぎでどんどん太ってしまいます。
正しい量のキャットフードを与えて、猫の長生きや健康維持を支えてあげましょう。

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