食いつきの良いキャットフードの選び方

1.食事量に不安な飼い主は多い

猫は、新しいキャットフードや食べたことのない味のフードは食べないことがあります。
また、あまり匂いのしないフードや、味や食感が好みじゃないフードの場合もなかなか食べてくれません。
飼い猫がご飯をあまり食べなくて、栄養の不足や偏りによる健康への影響が心配という悩みを抱えている飼い主さんは多いです。
キャットフードの食いつきが悪くなる原因には様々なことが考えられますが、まずは嗜好性を考え、猫の好みを探っていくことが必要です。

2.食い付きが良いフードとは

猫の食欲は、匂いや味、食感、栄養、食事の環境などが影響します。
嗅覚からの食欲は大きく影響するので、ある程度匂いが強いことが必要になります。
チキンやターキー、鹿肉、魚肉などが主な原材料として使われているキャットフードは、動物性たんぱく質や脂肪がしっかり含まれるため、食いつきも良いとされています。
ですが、ある給与試験では、好みの匂いで栄養の少ないキャットフードと好みではない匂いで栄養価の高いキャットフードを長期で与えた結果、最初のころは匂いが好みのフードを食べていたが、続けていくと、栄養価が高くて好みではない匂いのフードを食べ始めたという結果もあります。
このことから、匂いや味だけではなく、生命維持のために必要な栄養をかぎ分けて選ぶこともあるようです。

3.切り替えて食い付きが悪くなった場合

キャットフードを切り替えたあとに食いつきが悪くなった場合、一時的なことの可能性もあります。
食べ慣れないフードを最初は食べないことは多く、また香料や添加物の人工的に嗜好性を高めたフードを食べ慣れた猫に無添加のフードを与えても、物足りなく感じて食欲がわかないこともあります。
この場合は少しずつ切り替えることで食べてくれるようになるので、時間をかけて切り替えてみましょう。
またトッピングやふりかけなど、食欲を増進するようなフードを組み合わせて与えることも効果的です。

4.新鮮な原材料を好む

猫の舌は人と異なり、甘味を感じる事はほとんど出来ませんが、苦味と酸味には敏感です。
腐った食べものが酸っぱいのはもちろんですが、腐った肉に多く含まれる成分は苦みが強く、野生の猫は苦味を拒絶することで腐った肉を食べることを避けてきたといわれています。
また、うま味を感じるための機能にも優れていて、人間が感じることができるうま味成分は、グルタミン酸とアスパラギン酸の2種類なのに対し、猫はさらにリン酸、カルボン酸、ヌクレオチド三リン酸、ヒスチジンの4種類を感じ分ける能力があります。
これらの成分は新鮮な肉などに多く含まれるため、原材料に質の良い肉や魚などを使っているキャットフードはうま味を強く感じ、食いつきがよくなります。

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