子猫用のキャットフードについて

1.子猫に必要な栄養素とは?

猫が必要な栄養素は、ライフステージによって異なります。
子猫の時期は0歳~1歳までの間で、授乳期から離乳食、キャットフードへと食事が変化し、それぞれの時期に合わせた栄養をバランスよく与える必要があります。
子猫の成長期には、成長のために欠かせない良質で高いタンパク質、エネルギー源となる脂質、ビタミン、ミネラルが多く必要です。
子猫の時期は免疫力が低いため、免疫力を高めるために必要なビタミンA・ビタミンC・ビタミンEやタウリン、ルテイン、腸内環境を整えるオリゴ糖などが含まれるフードを与えると良いでしょう。

2.子猫の成長とキャットフード

・授乳期(生後0日~約20日)
生後間もないころは、母猫の母乳を飲んで成長します。
この時期に母親と離ればなれになってしまった子猫には、タウリンやカルシウム、ビタミンなどの栄養価が高い、ヤギのミルクがおすすめです。
母乳に近い成分で、猫がお腹を壊しやすい乳糖が牛乳より少ないため安全です。

・離乳期(生後21日~約50日)
離乳期になると、徐々に歯が生え始め、母乳から離れます。
目や耳なども発達し、少しずつ歩けるようになっていきます。
哺乳瓶を使わずにお皿からミルクを飲むことができるようになったら、離乳食を試すサインです。
ペースト状の離乳食にミルクを混ぜて、少しずつ与えてみましょう。
最初は食べてくれない可能性もあるので、焦らずにゆっくりと成長を見守ってあげることも大切です。
生後2か月では、消化能力が成猫の30%ほどとされています。
デンプンの消化が苦手な時期なので、脂肪が多めな食事と、脂肪の代謝に必要なL-カルニチンを併せて摂取する必要があります。

・成長期(生後50日~約12カ月)
離乳食から通常のキャットフードを食べるようになり、生後5か月頃には完全に切り替わります。
生後6か月頃には発情するようになり、大人へと成長します。
この時期は、成猫と同じくらいの体格になりますが、胃などの消化器官の成長は不十分です。
一度に多くの量を食べることができないため、高い栄養価のキャットフードをこまめに与えることが必要です。
成長期の猫は特に多くの栄養を必要とするため、高いタンパク質と、脂質、カロリーを十分に与えましょう。
エネルギー代謝をアップさせるために、なるべく穀類が多く配合されておらず、肉や魚を原料としたキャットフードを選ぶようにしましょう。
アレルギー予防や健康への影響を考えて、添加物が使われていないキャットフードを選ぶこともおすすめです。
ほかにも、骨が成長し、骨格を形成する時期のため、カルシウムやビタミン群、バランスよく配合されたミネラルなどの栄養素も欠かせません。

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