子猫用から大人用キャットフードの切り替えはいつ?

1. キャットフードを切り替える理由は?

猫のご飯は、母乳から離乳食、固形のキャットフードへと、年齢によって必要な栄養の量や比率が異なり、歯や顎の筋肉を鍛えることが必要であるという理由から、成長段階に応じて切り替えてあげることが必要です。

1-1.成分やカロリーについて

子猫用と成猫用のキャットフードにおいて、栄養素の種類に変化はありませんが、栄養素の量や必要なカロリーが大きく異なります。
子猫が必要なカロリーは成猫の約2.5~3倍といわれており(体重1キロあたり計算)、環境省発行のガイドラインによると、摂取カロリーの目安は、生後10週齢で体重1キロの子猫が必要なカロリー約250Kcalに対し、生後30週齢で体重3キロの猫が必要なカロリーは300Kcalとされています。
ただ、子猫の場合は胃や消化器官が発達途中のため、あまり大量に食べても消化することができずに吐き戻すことがあるため、少量を複数回に分けてこまめに食事を与えましょう。
この時期に骨や筋肉などの体の基礎を作るために必要な栄養やカロリーを十分摂ることができないと、将来的に病気にかかりやすくなる恐れがあります。
そのため、子猫用のキャットフードは栄養価やカロリーを少量のフードでしっかりと補えるように作られています。

1-2.色々な種類のフードを与えよう

猫は生後6カ月頃までに口にした事がない食べ物は進んで食べなくなるという習慣があります。
好奇心が旺盛な子猫の頃に、なるべく様々な食感や匂いのするフードやおやつなどを食べさせておくと、好き嫌いの予防につながり、猫の将来にも役立ちます。

2.キャットフードを切り替えるタイミングと手順

キャットフードの切り替えは、一般的に歯が生えそろい成長期にさしかかる1歳頃が目安になります。
突然新しいフードを出しても、まったく食べなかったり、胃腸がびっくりしておう吐や下痢などを起こしたりする可能性があります。
これまでのフードに新しいフードを少しずつ混ぜて、慣れさせるようにしましょう。

猫のライフステージに応じて、キャットフードは以下のように切り替えます。
哺乳期 生後~4週齢頃 母乳(猫用ミルク)
離乳期 4週齢~8週齢頃 離乳食(キトン)
成長期 8週齢頃~1歳 子猫用フード
成猫期 1歳頃~ 成猫用フード

3.多頭飼いの場合は注意が必要

子猫が成猫用のキャットフードを横取りして食べてしまっても、本来の子猫用キャットフードをしっかり食べていれば問題はありません。
ですが、大人の猫が子猫用のキャットフードを食べてしまうと、栄養素やカロリーの過剰摂取になるため、肥満や病気を招く可能性があります。
それぞれの猫に応じたキャットフードを与えるために、ご飯を与える場所や時間を分けて、邪魔されない環境を作るなどの工夫が必要になります。
または、全年齢用のキャットフードであれば、与える量を変えるだけでどの世代の猫に対応できるので、手軽で便利です。
その場合は、添加物不使用のものでメインの原材料に肉や魚を中心に使用した、なるべく良質なキャットフードを選ぶようにしましょう。

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