酸化したキャットフードが猫に与える影響

1.酸化したキャットフード

酸素と結合することで、物質の性質を変化させてしまうことを「酸化」と呼びますが、猫に酸化したキャットフードを与えることにより、健康に影響を与える可能性があります。
キャットフードの総合栄養食には、猫が健康を維持するために必要な栄養配合されていますが、酸化によりタンパク質や脂質、ミネラルなどの成分が変質してしまい、必要な栄養を十分に補えなくなります。
その結果、病気や栄養不足になることが考えられます。

2.酸化したフードを与え続けるとどうなる?

・皮膚や毛並みの劣化などの老化現象
脂質の酸化により悪玉コレステロールが生まれ、血管や細胞にダメージを与えます。
これにより、新陳代謝が正しく行われず、細胞の劣化や老化が促進してしまうことに繋がります。
・下痢やおう吐
酸化したキャットフードを食べると消化不良をおこし、下痢やおう吐などを引き起こすことがあります。
・アレルギー
変質してしまったフードを摂取すると、体内で異物とみなされ、アレルギーの原因になることがあります。
・栄養不足
酸化することで栄養素が失われ、食事による栄養補給が十分にできなくなる可能性があります。
栄養不足になると、免疫力の低下や疲れ、抗酸化物質の代謝が滞り、さらなる酸化が進むという悪循環が生まれます。
・動脈硬化やガンの原因に
キャットフードには脂質が多く含まれていますが、特に酸化しやすい成分です。
脂質が酸化すると性質が変わり、最終的に「過酸化脂質」に変化します。
悪玉コレステロールを増やして血管に付着し、動脈硬化やガンの原因になるともいわれています。

3.キャットフードの酸化対策

猫の健康を維持するためには、酸化したキャットフードを与えないようにする必要があります。
キャットフードには、酸化しやすいフードとそうではないフードあり、酸化防止剤といった食品添加物が含まれているキャットフードは、酸化の速度を遅くしますが、過剰に摂取することで、アレルギーなどの原因になる可能性があるといわれています。
一方、添加物不使用のフードやオーガニックのキャットフードには酸化防止剤が含まれていない為、猫の健康にはおすすめですが、賞味期限も短く酸化のスピードが速いので、酸化する前に与えて食べきる必要があります。
仕事などで留守が多く、一日分の置き餌をしている場合は、劣化が早い添加物不使用のフードは向いていないかもしれません。
キャットフードが酸化しているかの見分け方と保存方法については、こちらを参考にしてみてください。

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