ウェットキャットフード(フレーク・パテ・スープ)

1.フレークタイプのキャットフード

ウェットキャットフードにおいて、最も種類が豊富なフレークタイプのキャットフードは、肉や魚の原材料を食べやすくフレーク状にした、ツナ缶のような商品です。
素材の形状がある程度残った状態のため、食べごたえもあり、猫が満足感を得やすいでしょう。
缶詰やパウチ、アルミトレイ、プラスチックカップなどに入った商品が販売されています。

1-1.フレークタイプキャットフードの製造方法

フレークタイプのキャットフードは、以下の工程により作られています。
まず、原材料を洗浄し、内臓や頭を取り除きます。
肉や魚を蒸し、身や骨、皮を分けます。
身を細かくフレーク状にし、必要な栄養素や添加物を加えます。
缶やパウチに詰め、空気を抜くことで、味や栄養素の変異を防ぎます。
水分が多いことから、バクテリアなどの影響により腐敗しやすいため、高温高圧殺菌装置でパッケージごと加熱殺菌し、冷却します。
品質に問題がないか検査され、出荷されます。

2.フレークタイプのメリット

柔らかく水分も多く含まれるため、歯が弱い老猫や水をあまり飲まない猫におすすめです。
水分をしっかり補うことで、腎疾患や尿路結石を予防することにつながります。
缶やパウチタイプは、一回の食べ切りサイズなので保存がお手軽です。
商品のバリエーションも豊富で、味や匂いにこだわった商品が多くあるため、猫の好みの味を見つけやすいでしょう。
ドライフードと比較すると、肉や魚の匂いや味わいがしっかり残っているため猫が食欲を感じやすく、食いつきが良くなります。
食欲が落ちたときの食欲増進や、タンパク質や水分の補給などの目的で、ドライフードにトッピングしても良いでしょう。

3.フレークタイプのデメリット

ウェットフード全般にいえますが、副食のフードが多いので、主食の総合栄養食を別途与える必要があります。
また、猫の嗜好性を高めている分、過剰に与えすぎてしまうと、他のキャットフードを食べなくなることもあり、栄養の偏りを招く恐れがあります。
また、開封後は長期保存ができないので、なるべく一食で食べ切ることが必要です。
菌の繁殖や腐敗を防ぎ、長持ちさせるために添加物が多く使われている商品もあります。
この点については両極端で、完全に無添加の商品も多く存在するので、成分表記で確認するようにしましょう。

水分が多く歯にくっつきやすいため、歯垢や歯石がたまりやすくなります、歯周病の原因にもなりやすいので、歯磨きやデンタルケア用のキャットフードなどを与えてケアをしてあげましょう。

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