フケ予防用のキャットフードについて

1.猫のフケの原因とは

猫にブラッシングすると出ることがある白い粉がフケです。
フケとは、古くなった皮膚が代謝されて剥がれ落ちたもので、フケが多くでる原因には、皮膚の代謝の他に、乾燥による皮膚の剥がれや、ノミやダニ、アレルギーによる皮膚の炎症、カビ(猫カビ)による皮膚病などが原因になることがあります。
フケ対策のためにとシャンプーをしてもフケが治まらない場合は、シャンプーに含まれる成分の刺激が強く、皮膚が炎症を起こしている可能性があるので、その場合はすぐに使用を中止しましょう。
フケの原因には、栄養バランスの偏りや、キャットフードの質が原因になることがあります。
正常な代謝を維持するための栄養不足や、添加物や食物によるアレルギーにより引き起こされている症状もあります。

2.フケの対策には何がある?

2-1.湿度を高く保つ

冬場など、乾燥が原因のフケ対策には加湿器を置くなど、環境を整えてあげると良いでしょう。
砂漠地帯で生きていた猫にとって、乾燥自体は問題ありませんが、猫が快適に過ごせる環境として、室温18℃~26℃、湿度は30%~70%が理想的といわれています。

2-2.ブラッシングして清潔に保つ

皮膚を傷つけないように、やさしくこまめにブラッシングをしてあげましょう。
フケを取り除き、清潔に保つだけでなく、マッサージ効果で血行をよくするという作用もあります。
猫は自分でグルーミングするため、常に清潔を保っていますが、老猫やケガなどでグルーミングができなくなると、皮膚の環境が悪化し、皮膚炎などにかかりやすくなります。
飼い主がこまめにブラッシングしてあげて、皮膚を清潔に保つように気をつけてあげましょう。

2-3.動物病院で診断を

ノミやダニ、カビ、アレルギーによる皮膚炎が原因で皮膚が赤くなり、かさぶたとなって剥がれ落ちます。
炎症によるフケが多くでる場合、動物病院で医師の診断を受けましょう。
ノミやダニの駆除は、スポットタイプの薬剤で処置できます。
猫カビとは、人でいう水虫のような状態です。
軟膏などで処置ができます。

3.食事の改善でフケを予防する

フケが多く出る原因のひとつに、栄養の偏りが挙げられます。
例えば、ビタミンA・B・Eや、必須脂肪酸、良質なタンパク質、亜鉛や銅などのミネラルといった重要な栄養の不足が原因になることがあります。
猫のライフステージに合った、バランスの良い栄養を与えることで、新陳代謝が正常になり、結果的にフケを抑えることにつながると考えられます。
また、食事によるアレルギーが原因の場合、アレルゲンを特定し、食事から排除することが必要になります。
猫のアレルギーについてはこちらを参照してください。
穀類や食品添加物を含まない高タンパク質のキャットフードを与えることで、改善される可能性もあります。
かならず、きれいなお水を一緒に与えましょう。

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