ドライキャットフードの与え方

1.ドライキャットフードについて

主食として食べられる総合栄養食のドライキャットフードは、水分が少ないため酸化や劣化が進みにくく、開封後の賞味期限も1カ月程度あります。
年齢や健康状態に合わせた栄養素の配合がされ、味や形状なども各メーカーのこだわりがあります。
その中でも全年齢用のドライフードは、与える量を変えるだけで必要な栄養が補えるため、多頭飼いでもフード管理が楽に行え、好き嫌いが多くて年齢に合わせて行うフードの切り替えが難しい猫の主食としても適しています。

2.与え方

ドライキャットフードに含まれる水分は少ないため、常に新鮮なお水を用意してあげましょう。
水分が不足すると、腎臓に負担がかかり、腎臓病や尿路結石の原因になることもあります。
平らなお皿では食べにくいので、安定感と適度な深さのあるフードボウルに入れて与えましょう。
ドライキャットフードは、ウェットフードと比べて酸化や劣化がしづらく、置き餌や自動給餌器も利用できるので、留守が多い飼い主さんにおすすめです。
ドライキャットフードの劣化は見た目にはわかりにくいですが、猫は嗅覚で食欲を感じるため、急に食べなくなった場合は酸化などで匂いが変わっていることがあります。
その場合は新しいフードを与えてみましょう。

3.回数とフードのタイプ

仔猫は、離乳食から徐々にドライキャットフードに切り替えます。
カロリーが高い仔猫用のドライフードを、離乳食と同時に少量与えてみましょう。
歯が生えそろってきた頃は、固い食感を好むこともあり、コロコロして固いドライフードで遊んでいるうちに食べてくれることもあります。
1日に3~4回に分けて与えるようにしましょう。
成猫の場合は1日に2回が目安です。
食後は尿のpH値が弱酸性からアルカリ性に傾きますが、回数が多いとアルカリ性の時間が長くなり結石ができやすくなります。
また1回では、空腹の時間が長くなり、がっつくことで消化できずに吐き戻す可能性があります。
さらに、栄養を体にため込もうとして肥満の原因にもなるため、1日に必要なカロリー分の量を2回に分けて与えましょう。
猫の健康状態に応じて、便秘予防や毛球ケア、デンタルケアなど、病気の予防が目的のキャットフードがあるので、活用しましょう。
老猫には、成猫用の高タンパク質のキャットフードでは腎臓に負担がかかるので、シニア用のキャットフードに切り替えましょう。
食欲が落ちたら、ウェットフードやおやつをトッピングして食いつきが良くなるように工夫してみましょう。
病気の猫のためには、療養食のキャットフードも各メーカーによって作られてます。
療養食は自己判断で購入せずに、必ず医師の指示のもとで利用しましょう。

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