キャットフードは市販品と手作りどちらがよいか

1.時代とともに変わる猫のご飯

現在の猫の平均寿命は約16年といわれていますが、年々寿命は延びているという説があります。
猫の寿命を延ばした一因といわれるのが、動物医療の発展や、キャットフードの進化です。
猫に必要な栄養素が分析され、病気の予防や治療に役立っています。
猫にとっての食事は、健康維持や病気の予防にも影響しますが、飼い猫のご飯を手作りしたいという飼い主の方も多くいます。
それでは、市販されているキャットフードと手作りのフードでは、どちらが猫にとって良いのでしょうか。

2.市販のキャットフードについて

2-1.メリット

キャットフードのメーカーが、AAFCO(米国飼料検査官協会)などの基準をもとに、様々な原材料を用いてバランスよく栄養を配合したキャットフードを作っています。
総合栄養食の場合は、猫のライフステージや健康状態に合わせて1日の給餌目安量を与えるだけで、簡単手軽にご飯を与えることができます。
価格帯も幅広く、量販店やスーパーなどでも安価なキャットフードを手に入れることができます。

2-2.デメリット

成分は検査されていますが、どんな原材料が使われているか詳細が不明瞭なため、安心が保証されているわけではない点があります。
また、プレミアムフードなど、品質の高いキャットフードは高額な商品も多く、購入しても猫の好みじゃない場合の切り替えに時間や労力を必要とします。

3.手作りのキャットフードについて

3-1.メリット

原材料を調達し、自分で選んだ安全な材料のみで作ることができるため、安心できるキャットフードを与えることができます。
人の食事の材料と揃えて作ることができれば、コストを抑えて手間を省くことも可能です。
毎食レシピが変えられるので、猫が同じに飽きてしまうということがなくなります。

3-2.デメリット

猫が必要とする栄養を勉強する必要があります。
例えば、動物性の高いタンパク質や脂質、ミネラルやビタミンをバランスよく与えることが必要です。
さらに、ライフステージによって必要なカロリーや栄養素が異なるので、年齢に応じた管理も必要です。
また、市販のキャットフードも食べ慣れていないと、手作りキャットフードが作れなくなったときにご飯を食べなくなる可能性があります。

4.手作りと市販品のどちらが良い?

手作りのキャットフードであれば、安全で安心な食材のみを与えるので、添加物や原材料に不安がなくなります。
ただ、栄養管理を徹底したキャットフードを毎食用意できるのであれば問題ないですが、市販品の計算された栄養バランスを再現することは大変です。
さらに、ライフステージや、健康状態によって必要な栄養も変わるため、年齢に応じた栄養を調整することが必要ですが、手作りすることで猫への愛情も深まるでしょう。
難しい場合は、市販の総合栄養食を活用して、時々手作りのキャットフードに変えたり、おやつを手作りしてみたりなどで工夫してみてはいかがでしょうか。

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