キャットフードはどれぐらいの温度であげるのがいいのか

1.猫の食欲について

猫が食欲を感じるために重要な要素は、匂いや味、形や食感、食事をする環境などがあります。
味を感じるための、舌にある器官の「味蕾」は、人間の場合は約7,000個に対して、猫は約500個以下だといわれています。
猫の味覚は、酸味・苦味・塩味を認識しますが、甘味を感じることはほとんどありません。
猫の嗅覚は食べ物の認識や食欲に大きく影響します。
そのため、キャットフードにおける匂いはとても重要と言えます。

2.キャットフードを温めるメリット

匂いが少ないドライフードは、猫によっては食いつきが悪いですが、その場合はお湯でふやかすことで食欲を刺激し、食べてくれる場合があります。
特にシニア猫などは、鼻に疾患を抱えるなど、嗅覚が衰えることも多いため、ふやかすと同時に温められることで匂いを感じやすくしてあげられます。
さらに、食事内で水分を一緒に摂ることができるため、消化器官への負担を減らします。
匂いがそれなりに強いウェットフードも、レンジでさらに温めることでより食欲を刺激するため、キャットフードの食いつきが悪い場合に試してみましょう。

3.キャットフードの適温は

猫の体温は、38℃前後と言われています。
体温以上のフードであればやけどする可能性があるので注意が必要です。
また、猫は野生ころ、狩った獲物を新鮮な状態で食べていたため、その名残から今でも冷たくなった食事は好みません。
キャットフードを温める場合は、38℃程度の人肌を目安に冷ましましょう。

4.キャットフードの温め方

4-1.ウェットフードの場合

電子レンジで数秒、もしくは湯せんで人肌に温めるようにしましょう。
あまり加熱しすぎると、栄養素が壊れてしまうことがあります。
また、熱すぎても猫は食べることができません。
温めたフードを猫に与える前に、必ず温度は確かめるようにしましょう。
開封したウェットフードを冷凍していた場合は、まずは冷蔵庫で解凍します。
その後、電子レンジや湯せんで温めましょう。
冬は暖房の入っていない寒い環境にフードを置いていると、すぐに冷たくなってしまいます。
食事を与える環境にも配慮してあげましょう。

4-2.ドライフードの場合

ドライフードは、歯垢や歯石予防のためや、カリカリの触感が好きな猫のためにそのまま与えるフードですが、高齢の猫や歯が弱い猫、消化器官が弱い猫などに与える場合は、少量のお湯でふやかすようにします。
ドライフードのふやかし方はこちらを参考にしましょう。
また、ドライフードの食いつきを良くしたいのであれば、温めたウェットフードをドライフードにトッピングする方法もおすすめです。

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