キャットフードはどのようにして作られる?

1.ドライフードの製造方法

1.「ハンマーミル」という粉砕機を使い、原材料を均等な細かさになるまで粉砕し、混ぜ合わせ、生地のもとを作ります。
2.粉砕した生地のもとに水や添加物を加え、前調整をおこないます。
3.エクストルーダーという加熱・加圧押出機を使用して、80~200℃ほどまで加熱されます。
この温度差は原材料による違いです。
この工程の際に微生物を殺し、栄養素に影響を及ぼす酵素の働きをなくします。
4.加熱された原材料は水分を30%ほど含んでいるため、空気に触れると膨張して発泡します。
その後、ペットが食べやすいように均等な大きさに成形します。
5.水分を飛ばすために、乾燥させます。
6. 加熱によって失われる栄養素をサプリメントとして塗布します。
さらに、フレーバーや油脂でコーティングし、カビや雑菌の繁殖を防ぐために冷却します。
7.自動計量機で計量され、袋詰めされます。
異物混入を防ぐために、金属探知機で確認することもあります。

2.セミモイストフードの製造方法

ドライフードと同様に、エクストルーダーを使用して作られます。
ただ、発泡させずに成形し、乾燥させないまま冷却します。
柔らかく変形しやすいため、つぶれにくい梱包材を使用し、脱酸素剤を同梱して出荷されます。

3.クランブルフードの製造方法

離乳食や成長期に与えることのある顆粒状のフードのため、水やお湯でふやかして与えます。
そのため、水分を吸収しやすいように、エクストルーダーで発泡したあとに、一定の細かさになるまで砕かれたものがクランブルフードとなります。

4.ウェットフードの製造方法

1.魚肉を使用したウェットタイプのキャットフードの場合、魚肉を洗浄し、頭や内臓を取り除きます。
2.蒸し煮したのち、皮や中骨を取り除きます。
3.原料を粉砕し、栄養素を整えるため、サプリメントや添加物を加えて混ぜ合わせます。
4.自動計量されて、スチール缶やアルミ缶に詰められます。
缶のほかにも、スチールトレイやアルミパウチを使用するものもあります。
5.酸化による味やにおいの変化、バクテリアなどによる栄養素の変質を防ぐために空気を抜いて、密閉します。
6.最後に加熱殺菌し、冷却したのち出荷されます。

5.キャットフードにおけるサプリメントの必要性

ペットにバランスのよい栄養を効率良く与えるために、ペットフードは作られています。
キャットフードにおいて、総合栄養食と表記されたものは、単体で猫の健康が維持されるように栄養バランスが配合されたものです。
製造過程において高温加熱や殺菌など、加工されることで栄養素が失われてしまうため、サプリメントなどの添加物が加えられています。

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