キャットフードの味(鹿・猪・豚・バイソン・馬)

1.キャットフードに使われる肉の種類

キャットフードの原材料には、鹿や猪、豚、バイソン、馬といった珍しい動物の肉が使われていることがあります。
プレミアムフードや、低アレルギーキャットフードに使用されることがあります。

2.鹿肉(ベニソン)

鹿肉は別名ベニソンとも呼ばれ、プレミアムフードなどにも使われます。
ヨーロッパでは高級な扱いの肉で、日本では、ジビエ料理などで食べられます。
独特な匂いがあり、猫にとっては食欲を刺激されるため食いつきが良いことが多いです。
猫のエネルギー源となるタンパク質が多く含まれ、鶏のささ身程度の少ない脂肪を含みます。
栄養価が高く低カロリーのため、肥満気味の猫や運動量の落ちたシニア猫のフードとしてもおすすめです。
鉄分やビタミンB2、B6、ナイアシンなどのミネラルを多く含みます。
新陳代謝を活性化させ、疲労回復や皮膚や粘膜、被毛を健康に保つために必要な栄養素です。
さらに、青魚にも多く含まれる、多価不飽和脂肪酸が鹿肉には豊富に含まれ、細胞を活性化し免疫力の向上や脳神経の発達に影響します。
さらに、血液をサラサラにする作用やコレステロールを低下させるといった働きもあります。

3.猪(ワイルドボア)

猪も、人間はジビエ料理として食べることがありますが、キャットフードに使用されることは珍しく、プレミアムフードに使われることがあります。
猪肉も高タンパク質で、良質な脂質を含みます。
ビタミンB群や鉄分が多く、皮膚や細胞の代謝をスムーズにする作用が期待できます。
鹿肉同様に、多価不飽和脂肪酸を含むため、免疫力のアップや老化の予防にも良いとされています。

4.豚肉(ポーク)

人の食品として多く流通する豚肉ですが、キャットフードで豚肉を使っている商品は多くありません。
高タンパク質で脂質が多く、アミノ酸やビタミンB群も豊富に含まれているため、疲労回復に効果を発揮します。
生の豚肉は、食中毒や感染症の恐れがありますが、キャットフードに使用される場合、加熱処理がされているので心配はありません。

5.バイソン(バッファロー)

アメリカ産のキャットフードで稀に使用されることがあるバイソンは、プレミアムキャットフードとして販売されていることが殆どです。
BSE(狂牛病)を防止するため肉骨粉などに加工されることはなく、トライプ(反芻動物の胃)など、部位を限定して使用されていることがあります。

6.馬肉

低カロリーで低脂質、高タンパク質の馬肉は、鉄分やカルシウム、ビタミンなどのミネラルが豊富に含まれています。
肝機能の代謝アップが期待できるペプチドというアミノ酸が豊富です。
また、多価不飽和脂肪酸でもあるオメガ3やオメガ6を含むため、強い抗酸化作用が期待できます。
あまり種類はありませんが、プレミアムフードやビューマングレードの良質なキャットフードの原材料として使用されていることがあります。

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