キャットフードの添加物(青色着色料)

1.青色着色料とは

食用の合成着色料には、赤色・青色・黄色などの種類があります。
これらの色を混ぜ合わせ、絵の具のようにさまざまな色が作られます。
合成着色料の中で、注意が必要な色が青色です。
青色着色料には青色1号と青色2号の2種類のみ食用への使用が認められていますが、過剰に摂取することで、アレルギー反応の重篤化や、発がん性の可能性も指摘されています。
青色着色料は食用タール色素に分類されますが、タール色素は昔、石炭を熱分解して作るコールタールから作られた着色料でした。
現在では、原油を分留して作られるナフサと呼ばれる軽質油からの生成により、によって、ガソリンや石油化学製品が作られます。
タール系と呼ばれる着色料は、ナフサを原料とした石油由来の着色料を指します。

1-1.青色1号

青色1号(ブリリアントブルーFCF)は、熱や光、酸に強く、水やアルコールに弱い性質があります。
着色力は弱く、不純物の含有は15%までは許容されています。
この不純物の影響により、アレルギー症状を引き起こす可能性が指摘されています。
日本や欧米、EUでは人間用の加工食品やペットフードに多く使用されていますが、フランス・ドイツ・スウェーデン・ベルギー・オーストリアの5か国では、食品への添加は禁止されています。
脊髄損傷の炎症を抑え、回復を早める作用が動物実験によって確認されましたが、副作用として目や皮膚の細胞が青く染まってしまったという事例もあります。

1-2.青色2号

青色2号(インジゴカルミン・インジゴカーミン) 暗紫青の着色料です。
お菓子などの食品や、pH指示薬や腎機能検査用薬などの医療分野、ペットフードなどに使用されます。
肌や粘膜に直接触れると炎症を起こす可能性があります。
熱や光、塩基(アルカリ)に弱く、水やアルコールにとけやすい性質があります。

2.キャットフードに着色料は不要

副作用などは無いとされているため、人間の食品にも多用されていますが、実際にどんな影響をもたらすのか不確定な部分もあります。
キャットフードに着色料が使用される理由は、フードを美味しそうに演出し、飼い主の購買意欲をそそるためです。
猫は人よりも色を認識する能力が低く、人間とは異なり視覚と食欲は紐づいていません。
健康に影響はないとしても、猫にとっては不要な成分であることに間違いありません。
猫の健康や長生きのためには、着色料が使用されていないものを選びましょう。

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