キャットフードの正しい保存方法

1.酸化したキャットフードは健康被害をもたらします

キャットフードは、開封と同時に酸素に触れるため、すぐに酸化が始まります。
酸化が進むと味や匂いが落ち、猫の食いつきが悪くなることが考えられます。
ほかにも、成分が変化してしまい、口にした猫が消化不良を起こし、嘔吐や下痢を引き起こす原因になることもあります。
さらに、口臭や体臭の変化や、活性酸素が増えて脂肪や細胞がダメージを受け、老化を進めることにもつながる可能性もあります。
このように酸化したキャットフードを与えると、猫の健康状態にさまざまな悪影響を及ぼすことがあります。
例え賞味期限内であっても、そのまま置いていては質の良い状態を維持できません。
面倒でも開封後はすぐに正しい方法で保管することが大切です。

2.ドライキャットフードの保存法

ドライキャットフードは、開封後の賞味期限が1カ月程度あります。
見た目の変化はあまりわかりませんが、酸化は確実に進んでいきます。
また空気中の湿度を吸収しやすいため、カビやバクテリアの繁殖も心配です。
開封後は、ジッパー付きの密閉できる袋やタッパーなどに移し替えて、酸化を予防しましょう。
しっかりと空気を抜いて、脱酸素剤も一緒に入れて保存すると、酸化の速度が遅くなります。
日光や温度による質の低下を防ぐために、直射日光の当たらず湿度の低い、温度変化が少ない場所に保存しましょう。
ペット用のフードストッカーに、小分けした袋ごとストックすると便利です。
冷蔵庫での保存は、出し入れの際に温度差で結露がつき、カビや雑菌の繁殖の原因になるため、なるべく避けた方が良いでしょう。
大容量の商品や、まとめて買うと安購入できるフードは、コストが抑えられてお得ですが、確実に賞味期限内に食べきれる量を購入しましょう。

3.ウェットキャットフードの保存方法

ウェットフードは、基本的に1回ですべて使い切る前提で販売されています。
食べ残しは保存せずに捨ててしまう方が良いでしょう。
最初から少量しか食べない場合や、ドライキャットフードのトッピングで少しだけ使うなどの場合、酸素に触れないように水を少しいれて膜をつくり、ラップをかけて冷蔵庫で保存します。
缶やパウチに入ったフレークタイプやリキッドタイプ、パテタイプなども同様に保存し、開封の翌日をめどに食べ切ると良いでしょう。
冷凍でも保存はできますが、品質や味は確実に劣化します。
保存方法によっては、冷凍庫内の匂いが付き、猫が敬遠する可能性もあるので、厚手のフリーザーバッグを使用しましょう。
解凍方法は、数時間冷蔵庫に入れて解凍し、段階を踏んで常温に戻します。
栄養や品質が変化するので電子レンジの使用は避けましょう。
袋ごとぬるいお湯につけて温めて与えると、匂いがたち、猫の食欲を刺激することがあるので試してみても良いでしょう。

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