キャットフードの原材料について(肉・ミート)

1.キャットフードに使われる肉について

キャットフードの原材料として使われる肉類には、様々な種類があります。
それぞれの名称によって、どんな原材料が使用されているかをある程度推測することができます。
猫に与えているフードが何からできているのかを確認し、キャットフード選びの参考にしてみましょう。

1-1.肉類(ミート)

AAFCO(米国飼料検査官協会)の定義によると、キャットフードの原材料で「肉」もしくは「ミート」のみで表示されている場合は、牛、豚、羊、山羊などを使用しています。
他の動物の肉で製造された場合、動物の種類を記載する必要があります。
屠殺(とさつ)された動物で、病気などに汚染されていない肉を使用し、使われる部位は骨を除いた筋肉組織が中心で、筋肉に付随する脂肪や皮、神経や腱、血管が含まれることもあります。

1-2.肉副産物(ミート副産物)

肉副産物とは、肉を除く全ての部位の事を指します。
汚染や精製がされていない膵臓や腎臓、肝臓などの内臓や血液、骨などが該当しますが、毛や羽、歯、角などは含まれません。

1-3.肉粉(ミートミール)

血液、毛、角、蹄、糞、胃、ルーメン(反芻を行う胃、ただし含有物を除く)などの精製によって作られます。
カルシウムの含有量がリンの2.2倍未満であり、家禽に含まれる消化酵素(ペプシン)で消化できない残留物が12%以下であること。
また、ペプシンで消化できない粗タンパク質が9%以下とされています。

1-4.肉骨粉(ミートボーンミール)とは

ミートミールに骨を含んで精製されています。
リンの含有量は4%以上とされています。

2.ミートミールの危険性

ミートミールについては様々な危険性も噂されています。
その理由は、ミートミールとでは、いわゆる人が決して食べることのない部分や屑肉などから精製されているため、実際にどのような原材料が混ぜられているかわからないというところが大きいと思われます。
ただし、全てのミートミールが危険かといわれると、そのようなことはなく、あくまで使用されている素材が、汚染されていないかを確認する手段がないということが問題です。

2-1.4Dミートについて

アメリカの食肉ランクの底辺に、「4Dミート」があります。
この4Dとは、以下の意味を持つ肉のことで、人間が食べられる肉ではなく、飼料やペットフードに使われることがあるようです。

・Dead(死んだ動物の肉)
・Dying(死にかけの動物の肉)
・Diseased(病気の動物の肉)
・Disabled(障害のある動物の肉)

もちろん、パッケージに記載されることはなく、使われているかどうかを判断することは困難ですが、相場と比べて極端に安い価格で販売されているキャットフードには注意した方が良いでしょう。

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