キャットフードの原材料(パウダー)

1.キャットフードに使われるパウダーとは?

キャットフードに使われる原材料に、パウダーと表記された成分がありますが、これは原料を細かくすりつぶし、粉末状に細かくしているということです。
粉末にすることで食感がなめらかになり、消化吸収がしやすくなります。
消化器官に負担を与えにくく、便の量も減ります。

2.何のために使われる?

キャットフードに使われるパウダーは、風味付けの役割として使われることがあり、嗜好性を高めて食いつきを良くします。
パウダーをそのまま混ぜたフードや、パウダーでコーティングされたフードがあります。
ほかにも、カルシウムや食物繊維(セルロースパウダー)など、パウダー状のサプリメントとして栄養をプラスするためにも利用されることがあります。

3.肉・フィッシュパウダー

鶏の肉や、煮干しや青魚、サーモンなどの魚から加工食品を作るときにとれるエキスから作られるパウダーや、肉やレバー、魚肉そのものを乾燥させて粉末にしたパウダーがあります。
タンパク質やカルシウムなどの栄養源として加えるほかに、食べ易く、強い旨みを感じるため、嗜好性を高めて食いつきをよくする効果が期待できます。
パウダーについて、チキンパウダーや鹿肉パウダー、サーモンパウダーのように、原材料が記載されている場合は信用できるという意見もありますが、粗悪な商品の場合、どんな原材料が使われているかわからないという不安もあります。
パウダーの原料まで確認するということはまず不可能です。
肉や魚がパウダーとして原料に多く使用されている商品には注意しましょう。

4.油脂パウダー(フィッシュオイルなど)

油脂パウダーとは、酸化しやすい油脂を粉末状に精製・脱臭し、ペットフード用に加工しています。
パウダー状の油脂がコーティングされているため、キャットフードを酸化しにくく、劣化の速度を遅くするというメリットがあります。

5.野菜(人参・キャベツ・ホウレンソウ・かぼちゃなど)

野菜を丸ごと乾燥させて粉末化したパウダーと、加工食品の製造過程ででた副産物を乾燥させ粉末化したパウダーがあります。
野菜をまるごとパウダーにしている場合、野菜のもつ栄養がそのまま補えます。
副産物からパウダーに加工されている場合は食物繊維が豊富です。
肉食の猫だからしっかりと野菜を食べる必要はないという説もありますが、食物繊維だけでなくビタミンやミネラルといったバランスの良い栄養素は必要です。
パウダー状であれば消化吸収にもすぐれているため、猫の体に負担を減らすことができます。

おすすめコラム一覧Related column