キャットフードと人間の食事の違い

1.人間のご飯を与えてはいけない

人が食べていると、猫は興味を示して欲しがることがあります。
ですが、基本的に人が食べる料理や食品を与えてはいけません。
人の食べ物に含まれる些細な成分が、猫の健康に害を与えることがあります。

2.食材が違う

猫はネギを食べると、ネギに含まれるアリルプロピルジスフィドという成分により血液中のヘモグロビンが酸化し不溶性変性産物を生み出します。
これにより赤血球が壊され、溶結性貧血を招きます。
尿に赤色や褐色が混ざり、食欲不振や嘔吐、下痢、ふらつきなどが現れます。
ネギ以外にこの成分が含まれる食べ物は、タマネギやニラ、ラッキョウなどがあります。
加熱しても有毒な成分は壊れないため、猫に与えないようにしましょう。
他にも、イカやタコなど、生の魚介類を与えてもいけません。
チアミナーゼという成分が、ビタミンB1を分解し、ビタミンB1欠乏症を引き起こすことがあります。
嘔吐やふらつき、重症化すると痙攣などを引き起こすことがあるため、加熱して与えましょう。
また、春先のアワビの内臓を食べてしまうと、光過敏症を引き起こすことがあるので注意が必要です。
与えてはいけない食材は他にもあるので、キャットフードを手作りする場合などは事前にしっかり調べることが大切です。

3.必要な栄養のバランスが違う

人間も猫も、糖質・脂質・タンパク質・ビタミン・ミネラルという5大栄養素が生体を維持するために必要です。
そのためには、肉や野菜、穀類や豆類など、様々な食材からバランスよく栄養を補う必要がありますが、その栄養バランスが人間と猫とで異なります。
猫の場合、タンパク質と脂質を中心に、ビタミンやミネラルが必要です。
人間と異なり、炭水化物や野菜などはあまり多く摂る必要がありません。
また、ライフステージによって必要な栄養素も変化します。

4.味付けも違う

猫は腎臓に負担がかかりやすい体の構造のため、猫の食事において、塩分は全年齢で気をつける必要があります。
人間の食事で殆どのメニューで使われる塩は、味噌や醤油、ソースなどの調味料にはもちろん、煮干しからとった出汁にも含まれます。
また、糖分も猫には不要です。
猫は甘さを感じないといわれており、よくアイスクリームや生クリームが好きな猫もいますが、脂肪分や乳成分、舌ざわりが好みであるためといわれています。
歯周病の原因にもなるため与えないようにしましょう。
キャットフードを手作りする場合は、どの食材も茹でたものを与えましょう。
猫の嗅覚や味覚は人と異なり、必要なアミノ酸をうまみ成分と認識することができます。
余計な味付けは健康のためにも必要ありません。

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