キャットフードの酸化対策と見分け方

1.キャットフードの酸化とは

酸素と物質が結びついて起こる変化のことを酸化と呼びますが、開封したキャットフードを長時間放置していると、酸化が進んで味や匂いが変化します。
酸化したキャットフードを食べた場合、猫のからだにさまざまな悪影響が起こります

2.酸化したキャットフードの見分け方

2-1.ドライフード

水分の少ないドライフードでは、見た目はほとんど変わらずに、匂いが弱くなります。
触ってみて、表面が柔らかく、ベタつくような触感がある場合は、酸化している可能性が高いでしょう。

2-2.ウェットフード

水分の多いウェットフードの場合は、赤味が減ってくすんだような色になります。
匂いも変わり、酸化だけでなく腐敗も進みます。
食べ残しは長時間放置せずに、必ず捨てるようにしましょう。

このように、見た目や触感・匂いの変化により、ある程度判断することもできますが、嗅覚は猫の方が優れています。
猫が匂いを嗅いでキャットフードを食べない場合、もしかするとキャットフードが酸化しているのかもしれません。
そんなときは新しいフードに取り替えて、様子をみましょう。

3.酸化を予防するには

・酸化防止剤が入っているフードを活用する。
酸化防止剤を使っているキャットフードは酸化の速度が遅く、添加物不使用のフードと比較すると賞味期限も長めに設定されています。
ただし猫によっては、食品添加物がアレルギーの原因になることがあります。
・直射日光を避け、温度に気を付ける。
直射日光も酸化を早める原因になります。
猫に与えるときも保管するときも、日のあたらない涼しい場所に置くようにしましょう。
ただし、冷蔵庫での保管は、匂い移りや結露によるカビが発生する可能性があるので避けた方が良いでしょう。
・小分けして脱酸素剤を活用する
ドライフードは、ジッパー付の袋に乾燥剤や脱酸素剤を入れ、小分けして保存すると酸化を防ぎ長持ちします。
タッパーや瓶を使う場合は、余ったスペースが埋まるよう、新聞紙やビニールを丸めて入れると、酸素の量が減るので酸化予防に効果的です。
・長期保存の場合は冷凍する
1食分を真空状態にして冷凍保存すると、酸化を防ぐことができます。
ただし、水分の多いウェットフードの場合は、冷凍保存しても品質が落ちるため、なるべく翌日までに食べきるようにしましょう。
また、ウェットフードを保存するときは、缶でそのまま保管すると、缶の切り口から酸化し、錆がでるものもあります。
この錆はフードの酸化も早めることになるので、必ず缶から取り出しましょう。

未開封のキャットフードでも、保存状態によっては酸化してしまうことがあります。
ウェットフードは基本的に1缶1食分と食べきりサイズですが、ドライフードは大袋にそのまま入っている場合があります。
なるべく1食分ずつ小分けして、酸化防止を意識して保存しましょう。

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