カナダ産キャットフードについて

1.カナダにおけるペットフードの安全基準

ペットフードの安全基準となる法規制は定められていません。
ですが、動物衛生法により汚染された物資の輸入が禁止されているため、ペットフードに輸入された危険な原材料が使用されることを防止します。
また、カナダ産業省が主体で業界団体などから構成された団体により、消費者容器表示法に基づくガイドラインが作成され、ペットフードにおいても適用されています。
ペットフード業界団体による活動では、PFAC(カナダペットフード協会)によって、原料や栄養の表示において独自の基準を設定しています。
PFAC-NAP(カナダペットフード協会栄養管理プログラム)の給与試験をクリアすることでPFACの給与試験で実証された製品という表示ができるため、ペットフード選びの参考になります。
他にも、CVMA(カナダ獣医学協会)により、独自の栄養基準と認定制度を定めています。
獣医師により構成された団体による世界トップクラスの検査基準が設けられているため、これをクリアしているかどうかで安全性を計るために有効な指標にできます。

2.カナダ産キャットフードの特徴

カナダには、サーモンやニシン、鶏や七面鳥などカナダ国内産の原料を使ったグレインフリーのプレミアムフードやヒューマングレードのフードなど、高品質のキャットフードを製造するペットフードメーカーが多くあります。
ヒューマングレードのフードは、原材料となる家畜にも、ホルモン剤や抗生物質などを使わず、新鮮な状態で加工調理されています。
人間が食べるものと同様の品質のため、安全性が高いペットフードとして人気を集めています。

3.カナダにおけるペット事情

カナダでは、過半数の家庭で犬か猫が飼われています。
犬や猫を飼いたい場合は、基本的にSPCA (Society for the Prevention of Cruelty to Animals)という動物虐待防止協会のシェルターから引き取るか個人のブリーダーなどから買い取ることが一般的です。
SPCAは、企業や個人からの寄付、数多くのボランティアを中心に運営されている非営利団体で、シェルターは、カナダ全土に点在し、年間数万匹もの動物たちが保護されています。
シェルターには動物病院が併設され、毎年保護された動物の半数ほどが、新しい飼い主のもとへ引き取られています。
ペットショップもありますが、鳥や爬虫類などの小さな生き物やペットグッズが中心で、一部の地域では犬猫の販売は禁止されています。
カナダでは、連邦政府の定めた法律の他に、各州や自治体による法律など、それぞれの地域により細かく制定されています。

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